レーシングドライバーになりたいとショップに直談判したらこう言われました

レーシングドライバー なりたい  クルマ

単純にレーシングドライバーになりたいと思った

大学に入って、将来はやりたい仕事をしたいなと私は思い始めていました。

他人より差があるスキルを生かすべきだ、私はこう思いました。

私は中学の時からゲームといえばグランツーリスモをとにかくやりこんでいました。

だんだん慣れてくると、俺ってもしかしてサーキットで速いんしゃね?

自惚れていました。

早速、家の近くにレース屋があるか調べてみました。

インターネットを駆使して、やっと見つけました。

どうやら86/BRZのワンメイクレースに出場しているチームのようです!

これは行ってみて「私をレーシングドライバーにしてください」というしかない

私は、胸に決意を決め、行動に移しました!!!

 

まずはご挨拶

私「社長さんいらっしゃいますか??お話ししたいです」

その時は、社長がいなかったので女性のスタッフさんがここに座ってくださいと私に缶ジュースをご馳走してくださりました。

30分くらいして、社長さんが登場しました。

見た目は、色黒で白髪で目つきが鋭く、いかにもボスという名が似合うような人でした。

 

ボス「うちに興味があるんだって?」

私「はいそうなんです、モータースポーツ全般に興味があって社長さんからお話が聞きたいと思ってきました。」

 

それから、今シーズンのレースの結果、どういう体制でレースに出場しているか、あのレースは勝てたという生々しいお話を聞かせてもらいました。

 

そしていってみた。

だいぶレースのお話を聞いた後、私はいよいよ言うかと心臓ドキドキさせながら言い放ちました。

私をレーシングドライバーにさせてください

さて、反応は?

 

ボス「なにか実績があるのかね?」

私「いえ、レース経験はありません」

ボス「じゃあ難しいね。」

 

ふぅといって、たばこに火をつけ始めました。

そんな感じで断られるのは百の承知です。

私は泥臭く交渉を続けようと思ってここにきました。

 

私「雑用でもいいのでレースに携わることはできませんでしょうか?」

ボス「じゃあ、明日に岡山国際サーキットに練習しに行くけど、学校やアルバイトを休んでこれるの?」といわれました。 

私「明日は行けないです」

ボス「そうか、本当に覚悟のあるやつは来るよ。どんな予定があっても。前にいたな、本当に来て門前払いにしたんだけど、自分のクルマのシビックに布団しいて、次の日も声をかけてきたやつは。」

ボス「そいつは、いまGTでドライバーやっているよ。」

 

そういわれた私は、意気消沈してしました。

 

ボス「ちなみに今うちのドライバーはここの整備士で、マシンのメカニック兼ドライバーとしてやっているよ。うちの息子だけど。とにかくレースに金がかかるからうちでできる作業は全部うちでやる、工賃がかからないからね安く済む。」

私は整備士にはなろうと思ってはいませんでしたので、驚きました。

 

私「私今20歳なのですが、この年齢でレーシングドライバーになるにはどうしたらいいでしょうか?」と聞きました。

ボス「とりあえずカートを150万円で新品を買いなさい。それでレースに出て頭角を出したらうちにまた来なさい。」

私「お金ないので、中古じゃダメですか?」

ボス「中古じゃ、全然結果出ないよ。いくら頑張ってもどの世界にも主のような存在がいるから。おじさんとかもね。」

 

最後にこう言われました。

 

ボス「たったの150万円も貯める気がないなら、そこまでだったということだな

まとめ

そうボスは私に正面から本当の話をしてくださいました。

これは敵わないな、と思った私はお店から満面の笑みとお礼を告げて立ち去ったのでした。

これを機に、いまから泥臭くレーシングドライバーになる道をあきらめ、クルマは趣味で楽しむ程度にしようと決心しました。。。

 

私の若さゆえの行動に貴重な時間を割いてくれた社長さんに大変感謝をしています。本当にありがとうございました!